仮想メモリとは、ハードディスクやSSDの一部を物理メモリ(メインメモリ)であるかのように使用できるメモリの管理手法です。 Windows 11 の推奨メモリ容量は「4GB」。これだけだと物理メモリが不足してしまうので、ここで仮想メモリが登場します。不足した物理メモリを補うためにオペレーティングシステム(Windows)が物理メモリからHDD/SSDなどのストレージにデータを一時的に転送します。 仮想メモリはHDD/SSDです。そのため、物理メモリよりかなり読み書き速度が遅く、仮想メモリを頻繁使用するパソコンはユーザーが重い/遅いと感じてしまいます。遅いと感じる場合は物理メモリを増設しましょう。 物理メモリの不足を補う仮想メモリですが、仮想メモリが不足する場合もあります。使用しているパソコンの物理メモリや使用用途を勘案し、仮想メモリをカスタマイズしましょう(推奨サイズを確認することもできます)。
Windows 11の場合 Windows 10の場合
仮想メモリを設定・変更する方法は?
Windows 11 の仮想メモリを設定・変更する方法は次の手順です。 これで Windows 11 仮想メモリを設定・変更する方法の解説は終了です。 この画面で、すべてのドライブの総ページングファイルサイズ(仮想メモリのサイズ)を確認することができます。この例では「1216MB」です。 仮想メモリの管理は自動設定になっています。
「OK」をクリックします。 コンピューターを「今すぐ再起動する」をクリックしましょう。 再起動後、カスタマイズした仮想メモリの設定が反映されます。 その他の Windows 11 の設定と使い方をまとめていますので、ご参考にどうぞ。
Windows 11 の設定と使い方まとめ